2022年5月13日(日本時間14日)英国ロンドンで開催される『Bellator LONDON』。
その試合に渡辺華奈選手が出場します。
今回対戦するのが打撃を主体とするデニス・キーホルツ選手です。
デニス・キーホルツ選手は柔道をバックボーンとしながらも打撃の強い選手です。
柔道がバックボーンなのは渡辺華奈選手も同じです。
同じ柔道がバックボーンの選手同士、どっちが組みを取れるのかもポイントです。
今回の記事ではデニス・キーホルツ選手の強さなどを紹介しながら、渡辺華奈選手との試合予想を紹介します。
デニス・キーホルツとは?
渡辺華奈選手と対戦するキーホルツはオランダ出身で元Bellator(ベラトール)キックボクシング世界フライ級王者です。
経歴からわかるように打撃が主体の選手です。
打撃が得意でありながらもバックボーンは柔道です。
柔道ではU15の63kg級王者、U17では同級で準優勝という経歴。
また、U20では銅メダルも獲得するなど強い組も持ち合わせています。
MMA戦績は6勝3敗とまずまずの成績を残しています。
デニス・キーホルツの強さ
渡辺華奈選手と対戦するデニス・キーホルツ選手の強さを紹介します。
キーホルツ選手の強さ
・打撃のスキル
・柔道の仕込みの投げ
キーホルツ選手の特徴は打撃と組みどちらもできることです。
それぞれ強さを詳しく解説します。
打撃のスキル
キーホルツ選手の強さは打撃です。
元Bellator(ベラトール)フライ級のキックボクシングの王者の経歴からわかるようにKO勝利も多いです。
リーチが長く、なおかつ、アグレッシブな打撃をします。
一見、きれいに決める打撃ではありません。
しかし、相手の顔面などポイントにめがけてしっかりと当てて行きます。
前回、渡辺華奈選手が負けてしまったのも打撃での勝負です。
キーホルツ選手の打撃にどれだけ渡辺華奈選手が対応できるのかが鍵になりそうです。
柔道の投げ
キーホルツ選手の強さは柔道の投げです。
バックボーンが柔道のため、足払いや腰払いなどの技を使って、相手を投げる場面もよくあります。
キーホルツ選手のパターンとしては打撃で相手を効かせてから、柔道仕込みの投げでグラウンド状態に持っていき、一本で決めるフィニッシュも多いです。
渡辺華奈選手も同じ、柔道をバックボーン持つのでうまく対応はできるでしょう。
渡辺華奈選手がキーホルツは選手の投げをもらってしまう時は打撃で効かせられて、油断しているスキに投げをもらってしまうことです。
渡辺華奈選手とキーホルツ選手の試合のポイントはやはり、打撃でどれだけ勝負できるのかにかかっています。
渡辺華奈選手の試合を見るにはこちら!
渡辺華奈との試合展開
渡辺華奈選手とキーホルツ選手の試合展開はスタンドで攻防が多くなると予想します。
お互い、柔道をバックボーンにもつ選手同士。
恐らく、組みの展開にはなりづらいでしょう。
キーホルツ選手は背は大きくありません。(身長160cm、リーチ168cm)
対する渡辺華奈選手は身長167cmでリーチ168cmです。
身長は渡辺華奈選手のほうが大きいですが、リーチは同じです。
キーホルツ選手の圧が強い打撃にどれだけ渡辺華奈選手が対応できるかが勝負の分かれ目です。
もし、キーホルツ選手の打撃に渡辺華奈選手が対応できるのであれば、あとは得意の組みにもっていくか、そのままスタンドに勝負になるかです。
キーホルツ選手の打撃をなんとかかいくぐってそのままグラウンドに持ち込むことが渡辺華奈選手の勝機を見いだせるポイントになりそうです。
渡辺華奈との試合予想
渡辺華奈選手とキーホルツ選手の試合予想は3-0で渡辺華奈選手の判定勝利を予想します。
渡辺華奈選手がキーホルツ選手の打撃に対応できてすきをついて、グラウンドの展開に持っていき、そのまま有利に試合を運んで行くことを予想します。
前回、打撃で負けているだけあって、そこから打撃は強化してきているはずです。
また、前回は現Bellator(ベラトール)、フライ級王者のリズ・カムーシュでした。
初戦の相手にしてはレベルが高かったと思います。
今回は前回のような試合にはならないでしょう。
渡辺華奈選手の健闘を期待しています。
アイキャッチ画像引用:Yahooニュース