UFCやRIZIN、ベラトールで活躍している堀口恭司選手。
その強さはどこにあるのか。
堀口恭司選手の強さは遠い間合いからパンチと変則的なリズムです。
その攻撃は他の選手にはない特徴と言えるでしょう。
海外選手でも見ない、その独特の特徴を武器に連勝を重ねています。
そこでこの記事では堀口恭司選手の強さと経歴、ベラトールで行われるタイトルマッチについて解説します。
堀口恭司の戦績
戦績 | (T)KO | 一本 | 判定 |
32試合 | |||
29勝 | 15 | 3 | 11 |
3敗 | 1 | 1 | 1 |
戦績としてはKO勝ちが多い選手です。
これだけ試合をして3敗をしていないのは驚きです。
堀口恭司選手は一本も取れるところです。
ストライカーなのでKO勝ちが多いのですが、試合を見ている限り堀口選手は寝技もできます。
目立たない部分ですが、グラウンドテクニックも強さの秘密ですね。
堀口恭司の強さとは?
堀口恭司選手の強さとは
- 遠い距離からのパンチ
- 変則的なリズム
- グランドテクニック
この3つが他の選手とは明らかに違う部分です。
それぞれ詳しく解説していきます。
遠い距離からのパンチ
堀口恭司選手の強さは遠い距離からのパンチです。
これは伝統派空手をやっていた影響が強いですね。
伝統派空手は型や技を重視する空手です。
寸止めで行うため、普通の空手よりもいかに当てさせずに、遠い間合いからのパンチを当てるのが重要です。
現在の堀口恭司選手のスタイルのまさに元になっているスタイル。
MMA転向時はこのパンチ力を落とさずに遠い間合いからのパンチを出すのに苦労したと証言しています。
ダメージは意外なところから打たれるのが一番効きます。
まさに堀口恭司選手は遠い間合いから不意に打つパンチですね。
変則的なリズム
堀口恭司選手の強さのもう1つは変則的なリズムです。
この変則的なリズムも伝統派空手がもととなっています。
普通の選手リズムは一定のリズムでステップなどを取ります。
しかし、堀口恭司選手のリズムは不規則にステップ。
そのため、相手はタイミングを取りずらい。
なおかつ、慣れる前に堀口恭司選手攻撃があたるため、気づけばKOというパターンが多いですね。
まさに、このリズム感も堀口恭司選手の強さですね。
グラウンドテクニック
堀口恭司選手の強さの1つがグラウンドテクニックです。
堀口恭司選手は打撃に注目しがちですが、実はグラウンドテクニックも非常に高い。
グランドコントロールができるから、思い切って打撃に行けるのです。
堀口選手は打撃でのKOが多いですが、一本勝ちもあります。
堀口選手より打撃が強い選手はいます。
打撃とグランドテクニックを兼ね備えてるのが堀口恭司選手の強さと言えるでしょう。
プロフィールと経歴
試合が決まりました。
ベルト取りに行きます!!I will get back the belt #Bellator272 @BellatorMMA pic.twitter.com/nr3RXuxpmZ
— Kyoji Horiguchi (@kyoji1012) October 20, 2021
名前: 堀口恭司(ほりぐち きょうじ)
出身地: 日本 群馬県
生年月日: 1990年10月12日
身長: 165cm
体重: 61.0kg
所属: アメリカン・トップチーム
幼少期の5歳から伝統派空手を習っており、それが今の打撃のベースとなっています。
最初は父親が連れて行きながら通っていました。
その後、兄の薦めなどから一期倶楽部という場所に変わりながら、継続。
一期倶楽部で師匠となる二瓶さんと出会います。
二瓶さんは堀口恭司選手のRIZIN選手紹介でも度々登場。
しかし、残念ながら、現在はお亡くなりになっています。
最初はそこまで強くなかったと二瓶さんの息子さんなどがインタビューで答えています。
めきめきと実力をつけた、堀口恭司選手。
高校は名門の作新学院に進学します。
卒業後は前から憧れていた山本KID徳郁選手へ内弟子になりながら、総合格闘技に転向します。
空手ベースの堀口恭司選手は最初は弱かったと同門の朴光哲選手が言っています。
しかし、空手とMMAがしっかりと合ってきたらめちゃくちゃ強くなり、今の成績につながっています。
修斗で王者になり、その後UFCに転向。
タイトルマッチまでいき、まさに日本人で一番UFCで結果を残した選手です。
その後はUFCに試合数の少なさと日本に拠点を置く目的でRIZINに参戦。
勢いもそのままに行き、チャンピオンにまで上り詰めました。
現在はコロナの影響で日本の入国が難しくなり、ベラトールに軸を移しています。
UFCはクビになったのか
UFCから急にRIZINからきた堀口恭司選手。
UFCをクビになったとの声もありました。
堀口恭司選手はUFCをクビにはなっていないです。
自らUFCを離れたのが実際のところ。
UFCは厳しい世界で結果が出ないとすぐにリリースされてしまいます。
堀口恭司選手に関しては結果も出していました。
しかし、もっとコンスタントに試合がしたいとのことと恩師の二瓶さんや山本KID徳郁選手の容態も良くないとのことで日本を拠点に移すことを決意。
そのため、決してUFCをクビになったわけではありません。
堀口恭司の敗北
現在、最強の堀口恭司選手でも数少ない負けがあります。
・上田将勝
・デメトリアス・ジョンソン
・朝倉海
・セルジオ・ペティス
・パトリック・ミックス
上田将勝
破竹の勢いで連勝を重ねていた。堀口恭司選手に第5代フェザー級チャンピオンの上田将勝選手と対戦しました。
堀口恭司選手が勢い。よく攻め込むも経験の差から判定負けをします。
上田将勝選手も非常に強い選手で経験もありました。
堀口選手が最初に戦ったトップどころの選手と言えるでしょう。
デメトリアス・ジョンソン
デメトリアス・ジョンソンとはUFCのフライ級のタイトルマッチで対戦しました。
結果は堀口恭司選手の1本負け。
しかも、後。1秒というところでした。
この時のデメトリアス・ジョンソンは連勝街道を走っていて、まさに負けなし。
そんな相手と互角に渡り合える堀口恭司選手はやはり強いですね。
UFCの負けはそれだけです。
朝倉海
次に朝倉海選手はRIZINで対戦。
1RのKO負けをしました。
しかし、この時の堀口恭司選手は試合スパンも短く、身体を痛めていました。
その証拠に堀口恭司選手はこの後にひざのケガで離脱してしまいます。
また、負け方もカウンターパンチ1発のため、実力で負けたとは言いにくい負けでした。
その証拠にリベンジマッチでは堀口恭司選手のKO勝利を収めています。
セルジオ・ペティス
ベラトールのバンタム級タイトルまつマッチでセルジオペティス選手と戦いました。
結果はKOを負けをしてしまいました。
しかし、KO負けするまで堀口選手が有利に試合をしており、このまま行けば勝てるという状態。
そこで出会いがしらの一発をもらい、KO負けをしてしまいました。
負けてはしましたが、堀口選手のレベルの高さが見えた試合でした。
ベラトールに移籍
現在の堀口恭司選手はアメリカのUFCともう1つの団体ベラトールに定期参戦が決まっています。
現在はコロナ禍でアメリカ在住の堀口恭司選手は入国が難しい状況。
そのため、RIZINとも提携関係にある、ベラトールに参戦が決まりました。
今後はベラトールで見る機会が多そうですね。
堀口恭司の試合はU-NEXTで視聴可能
堀口恭司選手のタイトルマッチの試合をU-NEXTで視聴できることが発表されました。
U-NEXTは以前、RIZINランドマークタワーでも独占配信しています。
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