現在、RIZINで強さを発揮しているクレベルコイケ選手。
朝倉未来選手に衝撃的な1本勝ちをしたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
そんなクレベルコイケ選手の強さのルーツはどこにあるのか気になりますよね。
クレベル選手は14歳の頃に出稼ぎで家族で日本に来た、日系ブラジル人。
そのときにボンサイ柔術に入門して、技術を磨きます。
しかし、素行が悪くて一時期は破門されそうになったとか。
そんなクレベル選手の強さはボンサイ柔術仕込みの極めの強さです。
そこで今回の記事ではクレベル選手の強さの秘密とUFCの参戦はあるのか解説していきます。
合わせて朝倉未来選手との再戦についても紹介します。
クレベルコイケは強い
クレベルコイケは強いです。
メイウェザーと試合をした、朝倉未来選手にも１本が勝ちをしていますし、ポーランドの格闘技団体KSWでもチャンピオンになったことのある経歴を持っています。
そして、クレベルコイケ選手のすごいところは驚異のフィニッシュ率。
(フィニッシュ率とはKOや１本を取った割合)
また、RIZINに参戦してからは負けなしです。
クレベルコイケ選手のフィニッシュ率は90％を超えてきます。
ボンサイ柔術に所属しており、柔術でも1本勝ちが多く、下になった状態でも決めることができるのがクレベルコイケ選手強さです。
クレベルコイケのプロフィール
とても幸せありがとう岩田 @iwata_koho #SBS #fmharo pic.twitter.com/joJkqdw5yu
— kleber koike (@KoikeKleber) July 16, 2021
- 名前 クレベル・コイケ・エルブスト
- 生年月日 1989年10月16日
- タイトル 元KSWフェザー級王者 元REBEL FCフェザー級王者
クレベルコイケ選手は日系ブラジル人です。
14歳の頃に両親とともに出稼ぎのために日本来日。
その後、ボンサイ柔術に入門、柔術の腕を磨きました。
中学では日系ブラジル人がいじめらているのを見て学校へは行かずに、工場などのアルバイトをする日々を送ります。
その後、リーマンショックの影響で、両親はブラジルに帰国しましたが、クレベル選手は日本に残ることに。
そこで、マルコス・ヨシオ、ホベルト・サトシ・ソウザ兄弟と共同アパートで暮らします。
落ち着いているように見える、クレベル選手ですが、素行はよくなかったらしく、ボンサイ柔術を破門されそうになったこともあるとか。
その時に現在RIZINのチャンピオンのサトシ選手が間に入り、なんとかおさまりました。
また、柔術も最初は負けてばかりだったそうです。
クレベルコイケの3つの強さ
クレベル選手の3つの強さの秘密を紹介します。
クレベル選手の強さ
・柔術ベースの寝技の強さ
・変則的にな打撃
・打たれ強さ
クレベルコイケ選手の強さについて詳しく解説します。
下からの寝技の強さ
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クレベル選手の最大の強さは寝技です。
ボンサイ柔術に所属しており、バックボーンは柔術。
実際に朝倉未来選手もクレベル選手の寝技の前にやられてしまいました。
寝技が強い選手はたくさんいますが、クレベル選手は下からの寝技が強いのが他の選手と違うところ。
下から極めることがどんな状態でも苦手意識がないのが強いですね。
普通は下になるのは不利になります。
しかし、クレベル選手は自ら下の状態に持っていくほど、苦手意識を持っていません。
まさに、この下からの寝技の強さがクレベル選手の特徴ですね。
変則的な打撃
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クレベル選手のもう1つの強さは変則的な打撃です。
意外にも寝技だけではないのがクレベル選手の強さ。
打撃はRIZINにも出場経験のある鈴木博昭選手に教わっています。
クレベル選手はリーチが長く、変則的です。
そのため、打撃が相手に当たりやすく、なかなか中に入ることができないでしょう。
打撃を武器とする選手にとってはやりづらいですね。
この変則的な打撃がクレベル選手の強さのひみつでもあります。
打たれ強さ
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クレベルコイケ選手の意外な強さに打たれ強さがあります。
実際にクレベルコイケ選手は打撃をもらって危ない場面が何度かあります。
しかし、そこから立ち直ることができます。
これは実際に打たれ強いからであり、通常の選手なら追撃をもらってKOされてしまいます。
クレベルコイケ選手は打撃でぐらついてもそこか瞬時に回復をします。
打たれれてもすぐに回復するところはまさにクレベルコイケ選手の強さの1つでしょう。
クレベルコイケの戦績
| 36 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 30 勝 | 2 | 26 | 2 | 0 | 1 | 0 |
| 5 敗 | 0 | 1 | 3 | 1 |
36試合をして5敗しかしていないところにクレベルコイケ選手の強さが見えます。
また、負けも初期のころとポーランドの団体KSWに参戦していたときのタイトルマッチだけです。
RIZINに参戦してからすべて1本勝ちしています。
このことから、クレベルコイケ選手の強さがわかります。
クレベルコイケの世界ランキング
※ライト級とフェザー級の順位が混同してます
クレベルコイケ フェザー級 59位(2022年10月時点)
引用: Fight Matrix
クレベルコイケ選手の世界ランキングはフェザー級の59位です。
クレベルコイケ選手の世界ランキングは日本人のフェザー級ファイターでは一番。
あの朝倉未来選手で現在88位です。
理由として、クレベルコイケ選手は世界の団体での対戦成績もありますし、RIZINでのタイトルマッチをしていませんが、実質RIZINフェザー級チャンピオンといっても過言ではありません。
世界フェザー級ランキングでも最高で25位まで上がったこともあります。
クレベルコイケ選手は世界的にも評価されていることがわかります。
生い立ちと経歴
クレベル選手は日本人の祖父を持つ日系ブラジル人です。
祖父は柔道をやっていたことから、クレベル選手も柔道を7歳の時に始める。
その後出稼ぎで14歳の頃に日本に家族とともにやってくる。
しかし、日系ブラジル人が中学でいじめにあっているのを見てから、学校にはいかなくなります。
その後は工場でバイトやクラブのセキュリティーをやりながらストリートファイトなどに明け暮れます。
あまりに素行が悪いため、ボンサイ柔術を破門されそうになるほど、
そこから、総合格闘技の世界に飛び込み順調に勝ち星を重ねていきます。
そして、ポーランドの格闘技団体のKSWで経験を積み、チャンピオンになるまで上り詰めます。
その後、KSWでのタイトルマッチで敗れてしまいます。
先にRIZINで活躍していたサトシ選手がクレベル選手を試合に出してほしいと紹介。
RIZIN参戦後は怒涛の勢いで勝ちすすでいき、朝倉未来選手にも1本勝ちを決めるなど、その勢いは止まることを知りません。
2021年の10月の大会に出る予定でしたが、いろいろと事情をつけてRIZIN側ともめてしまいます。
個人的には大晦日の出場を期待してます。
UFCに出場する可能性
RIZINで活躍するクレベル選手。
今後UFCに参戦する可能性はあるのか。
実際に可能性は低いですね。
クレベル選手は年齢は今年で32歳。
ここから新しい、しかも、競争激しいUFCに行くことは考えづらいでしょう。
実際にまだ、RIZINのチャンピオンにはなっていないので、まずはそこを目指してやるのが妥当かなと思います。
朝倉未来との再戦はあるのか
クレベルコイケ選手は一度朝倉未来選手と試合をしており、三角絞めで勝利をおさめています。
クレベルコイケ選手と朝倉未来選手との再戦は十分可能性はあります。
実際にクレベルコイケ選手は現在でも定期的に試合をこなしています。
また、朝倉未来選手もコンスタントに試合を実施。
二人の試合間隔のペースでいけば、再戦もそう遠くないでしょう。
実際に朝倉未来選手は一度負けている齋藤裕選手と再戦をしています。
しかし、クレベル選手自体は再戦までそこまで乗り気ではないです。
お互い何試合か挟んだ後になりそうですね。
今後の活躍に期待
クレベルは色々と問題があり、RIZIN榊原さんなどからお叱りを受けいている状態。
しかし、また、RIZINの舞台に戻って、ベルトを巻いてほしいと期待しています。
現在のフェザー級でトップクラスに強いのはやはり、クレベル選手でしょう。
多少問題があっても強い選手を見たいのはファンの思いです。
今後のクレベル選手の活躍に期待ですね。
