現在クルーザー級のチャンピオンのシナカリミアン選手。
2018年からK-1に参戦しています。
新生K-1で初期の頃から重量級でインパクトを残していたシナカリミアン選手。
現在はジムを移籍してパワーオブドリームに所属しています。
【追記】
現在はおそらくパワーオブドリームを離れて自身でやられていると思われます。
(K-1公式サイトは所属がSINA ARMYになっています。)
もともとはイラン出身で海外を拠点として戦っていました。
そこからK-1に参戦。
順調に勝っていましたが、愛鷹亮選手のKO負けてしまいます。
その負けをきっかけにパワーオブドリームに移籍をしました。
パワーオブドリームは武居選手や江川選手などの多数のチャンピオンを輩出している名門ジムです。
そこで今回の記事ではシナカリミアン選手の戦績やベストバウトを紹介します。
シナカリミアンはジムを移籍している
I taught him real Respect ✊🏽 #Hero #Kyotaro pic.twitter.com/3YpUAmkNBk
— Sina Karimian/シナ・カリミアン (@sinakarimian90) September 26, 2021
シナカリミアンはイラン出身の選手。
母国や世界の大会に出るようになってからはイギリスなどに拠点を置いていた時もありましたが、現在は日本で生活をしています。
クルーザー級でチャンピオンにも輝いており、新生K-1の重量級のスター選手として活躍しています。
シナカリミアンはK-1参戦当初に所属していたジムを移籍。
そのきっかけは愛鷹亮にKO負けをきっかけにです。
移籍先はK-1王者の武居由樹選手などを輩出した、パワーオブドリーム。
【追記】
現在はおそらくパワーオブドリームを離れて自身でやられていると思われます。
(K-1公式サイトは所属がSINA ARMYになっています。)
そこで移籍後は愛鷹亮選手にリベンジを達成。
その後、同じ重量級のk-jee選手に一度敗れてしまいますが、こちらもリベンジを達成しています。
ジムを移籍して、しっかりと拠点を持つことでさらに強くなりましたね。
シナカリミアンはイランの英雄
シナカリミアンはイランでは英雄とされています。
シナカリミアンはイランでは格闘技の放送さえ禁止。
そのため、試合は母国以外の世界で試合をしないといけません。
そんな中でムエタイのアマチュアの試合などに出場して実績を積んでいきます。
母国に希望を与えたいとの思いで、2008年にK-1へ参戦します。
そして、見事クルーザー級のトーナメントで優勝。
チャンピオンに輝きます。
その後、負けてしまうこともありましたが、現在はチャンピオンの座を守って戦っています。
イランは娯楽など基本禁止のためインスタグラムなどでしかつながることができません。
そのため、インスタグラムで自分の活躍を届ける活動をしています。
ベストバウト
シナカリミアン選手のベストバウトを紹介します。
昔のK-1と違い、現在は軽量級が中心です。
その中でシナカリミアン選手のような重量級の試合は迫力があり、昔のK-1を思い出させます。
その中でシナカリミアン選手のベストバウトを紹介。
愛鷹亮戦(2回目)
愛鷹亮選手とは2度対戦経験があります。
1回目の対戦でまさかのKO負けをして、再起戦として戦いました。
1回目にKO負けをしているため、通常なら堅実な試合運びをするところを最初から果敢に攻めていき、気迫あふれるファイトをします。
結果は判定でしたが、もうちょっとでKOできるというところまでいった非常に面白い試合でした。
k-jee戦(2回目)
k-jee選手とも2度対戦をしています。
1度目はTKO負けをしており、もう負けられない試合。
しかし、開始早々にシナカリミアン選手が押されてKO負けかと思われました。
その後、巻き返し、まさかのバックハンドブローで逆転のKO勝ちをおさめます。
試合後は思わず目に涙を浮かべるシーンも。
この試合にかけてきたこととプレッシャーもあったのでしょう。
まさにシナカリミアン選手のベストバウトと言えるでしょう。
これからが楽しみな選手
シナカリミアン選手はこれからも活躍が期待できる選手です。
年齢は30歳を超えていますが、今の格闘技界はチャンピオンの年齢層が上がっています。
近年はトレーニングや食事で肉体のパフォーマンスを落とさないことができること要因。
これからもK-1のクルーザー級の絶対王者として君臨して楽しませてほしいと思います。