K-1は現在、他団体での試合を禁止しています。
K-1が独占契約を結び始めたのが2016年頃からです。
その理由にRIZINとの関係があります。
おそらく、両者との間に契約上の問題がありそれをきっかけにK-1が独占契約の方向にシフトしたと思われます。
そこで今回の記事ではK-1が閉鎖的になった理由と武尊選手と那須川天心選手の試合が実現しない問題等について解説していきます。
K-1が閉鎖的になった理由
K-1が閉鎖的になった理由を解説します。
K-1が独占契約になったのは2016年頃です。
RIZINにK-1の選手が出場する間で問題があり、そこからK-1が独占契約にシフトしましたり
もう少し深掘りして詳しく解説していきます。
RIZINと契約で揉めた可能性
RIZINにはかつてK-1ファイターの武尊選手や木村フィリップミノル選手も試合をしていました。
それがちょうど2015年〜2016年頃。
2015年の大晦日には武尊選手は試合をしています。
また、木村フィリップミノル選手も2016年の9月に試合をしています。
雲行きが怪しくなったのが2016年大晦日。
武尊選手は2016年大晦日の試合をアピール。
木村フィリップミノル選手も2016年の大晦日の試合が予定されていました。
しかし、武尊選手は出ることがなく木村フィリップミノル選手も試合がキャンセルされました。
キャンセル理由も相手選手の入国のビザが下りなかったと言うことになっています。
しかし、これは不可解な面もあります。
急な理由だったことと試合予定だったK-1ファイターの木村フィリップミノル選手と武尊選手が2人の試合が中止になる。
その後K-1がRIZINの絡むことがなくなりました。
タイミングを考えるとこの2016年の大晦日のこの時に問題があったことで間違いないでしょう。
噂ではRIZINとK-1の間で利益の部分で問題があったと言われています。
K-1が一方的に契約を打ち切った形のためRIZIN側に何か不備があったかもしれません。
どのみちこの2016年の年末に何かがあったのは間違いないでしょう。
武尊と那須川天心の問題
K-1とRIZINの問題で必ず出てくるのが武尊選手と那須川天心選手の試合です。
武尊選手と那須川天心選手の試合は多くの方が待ち望んでいます。
しかし、なかなか実現しません。
その理由にK-1側の独占契約の問題があります。
K-1が独占契約の方針にしたのが2017年頃。
そこから武尊選手と那須川天心選手の試合の実現が叶っていません。
また、那須川天心選手はK-1から訴えられています。
那須川天心選手がRIZINのリング上で直接名前を出しませんでしたが観客に対して武尊選手との対戦をあおった。
これがきっかけとなり訴えられてしまいます。
そこから武尊選手と那須川天心選手の名前を出すのはタブーとされてきました。
この2人の対戦を実現するにはK-1が閉鎖的な独占契約をやめるしかありません。
1ファンとしては必ず見たいカードです。
昔は閉鎖的ではなかった
現在は独占契約を結んでいるK-1。
昔はどうだったのでしょうか。
昔のK-1は独占契約もしていません。
そのため、総合格闘家とK-1ファイターの試合も頻繁に行われていました。
その中で様々なドラマも生まれました。
日本のような狭い市場なら独占契約など閉鎖的な体制を取らずに全体で盛り上げていく姿勢が重要です。
歴史的な魔裟斗VS山本KID徳郁
総合格闘家とK-1ファイターの歴史的な試合と言えば魔裟斗選手と山本KID徳郁選手の試合でしょう。
この試合は大晦日に行われ紅白歌合戦の視聴率を超える歴史的な試合になりました。
このような歴史的な試合が出来るのも独占契約などで縛らずに広く受けているからです。
現在のK-1の独占契約の体制だとこのような試合も実現が難しいでしょう。
歴史的な試合も実現が難しくなります。
日本の格闘技界のためなら独占契約はなし
K-1の独占契約は賛否両論あります。
選手が他の団体で試合をして負けたりすると団体の看板にも傷がついたりします。
運営側としてはあまりやって欲しくないのが本音かもしれません。
しかし、ファンからするとどっちが強いのか気になるのは当然です。
また、日本のような狭い中で独占契約をすると格闘技界そのものが小さくなってしまう可能性もあります。
ただでさえ一度衰退してしまった格闘技界。
またあの熱気を取り戻すには格闘技界全体で1つになる必要があるでしょう。
ファンの目線から見ると独占契約はないほうがいいですね。