THE MATCH 2022(ザマッチ)マッチの対戦カードと予想を解説！

2022年6月19日(日)に行われるTHE　MATCH　2022(ザ　マッチ)。
メインの試合以外にも夢の対戦カードがたくさんあります。

どんな試合になるのか楽しみではないでしょうか。
そこで今回の記事ではK-1だけでなく、RISEの試合を見てきた筆者がTHE　MATCH　2022(ザ　マッチ)の試合の見どころと予想を解説します。

さらにTHE　MATCH　2022(ザ　マッチ)の試合が楽しみなるような見どころを紹介します。

THE MATCH 2022(ザマッチ)の対戦カード

THE MATCH 2022(ザマッチ)の対戦カードと試合の見どころを解説します。
今回THE MATCH 2022(ザマッチ)で組まれている試合は16試合です。

それぞれ見どころを詳しく解説します。

那須川天心 vs 武尊-58.0kg(完全決着ルール)

那須川天心選手と武尊選手の見どころはテクニックの那須川天心選手か力の武尊選手のどちらが勝るかでしょう。
勝敗予想は誰もがしているのであえて何も言いません。

那須川天心選手のテクニックに武尊選手のプレスがどこまでいけるかです。
1Rなら、那須川天心選手。
3Rまで行くのなら武尊選手が有利でしょう。

最初は那須川天心選手のスピードに武尊選手がついていけないと思います。
そこを耐えれば、武尊選手にチャンスは巡ってくるでしょう。

鈴木真彦 vs 金子晃大-55.0kg

RISEバンタム級チャンピオンの鈴木選手とK-1のスーパーバンタム級チャンピオンの金子選手は注目のカードですね。
テクニックは金子選手に分があるかなと感じます。
しかし、の鈴木選手もタフでパワーもあるのでそこでどれだけ圧倒できるかが勝負の分かれ目でしょう。

金子選手も倒せる力がないわけではないので、どうなるのか楽しみです。
しかし、金子選手に分がある気がします。

志朗 vs 玖村将史-55.0kg

志朗選手と玖村将史選手も楽しみな1戦です。
まわりでも言われていますが、まさにテクニックの対決となるでしょう。
志朗選手は那須川天心選手といくどとなく、激闘を繰り広げてきた選手。

テクニックも那須川天心選手に負けず劣らずの試合をしています。
一方で玖村選手のテクニックも1級品です。

先日行われたスーパーバンタム級トーナメントでも存在感を発揮して準優勝しました。
テクニックでは志朗選手のほうがちょっと上ですね。

しかし、玖村選手はテクニックの選手を見られがちですが、実はパワーがあります。
判定まで行くなら、志郎選手、KOなら玖村選手でしょう。

風音 vs 黒田斗真-53.0kg

風音選手はRISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝。
一方で黒田選手はK-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝です。

風音選手はテクニック。
黒田選手はパワーがある。

この両者の持ち味をどう生かすのかがカギになりそうです。
しかし、風音選手は志郎選手を判定で下すほどのテクニックの持ち主です。

黒田選手がうまく捕まえられずに判定まで持ち込まれて風音選手の勝利を予想します。

ブラックパンサーベイノア vs 和島大海-71.0kg

ベイノア選手と和島選手はトータル的和島選手のほうが上回っているでしょう。
ベイノア選手もMMAの試合に出るなど、多才な選手ではあります。

しかし、和島選手もK-1を引退した木村フィリップミノル選手に勝つほどの実力者です。
K-1の最前線で戦っている選手にベイノア選手が勝利するのはなかなか難しいと予想します。

中村寛 vs レオナ・ペタス-62.0kg

中村選手とレオナ選手はどちらもパワーがある選手です。
中村選手は今大会にも出ているヤーマン選手と激闘を繰り広げた選手。

相手をねじ伏せるパワーがあるのが特徴の選手です。
一方でレオナペタス選手もパワーがある選手です。

石のこぶしと言われるジャブは非常に強力です。
まさにパワーとパワーがぶつかり合う試合になるでしょう。

テクニックの部分ではレオナペタス選手に軍配が上がるでしょう。
しかし、格闘技においてパワーのあるもの同士は一発でひっくり返す。前回もよくあることです。

中村選手も一発が当たればどうなるか分からないでしょう。

白鳥大珠 vs ゴンナパー・ウィラサクレック-63.0kg

白鳥選手とゴンナパー選手の対決の見所はパワー対決です。

白鳥選手も細身の体の割にパワーもあります。
しかし、どちらかと言うとテクニックの選手。

一方でゴンナパー選手はムエタイ選手らしい、重いパンチとキックで相手を倒していくスタイルです。

ゴンナパー選手は長身でK-1ファイターの安保選手もKOで倒した実績もありますので、身長差はそこまで苦にならないでしょう。

白鳥選手がKOされることは考えにくいですが、ゴンナパー選手が押し込んで判定勝ちを予想します。

原口健飛 vs 山崎秀晃-65.0kg

RISEライト級チャンピオンの原口選手と元スーパーライト級のチャンピオンの山崎選手。
どちらもパワーのある選手同士です。

原口選手と山崎選手では山崎選手のほうが少し、粗いところがあります。
しかし、山崎選手のその粗さが逆にパワーでなぎ倒すスタイルで数々の強豪を打ち破ってきました。

山崎選手がKOするか原口選手が判定で勝利するのかどちらかでしょう。
原口選手が判定で勝つ気がします。

YA-MAN vs 芦澤竜誠-62.0kg

記者会見でも話題になりました。ヤーマン選手と芦澤です。
裏メインとも言われており、まさにどちらが勝つのか見ものです。

今の勢いは間違いなく、ヤーマン選手があります。
しかし、芦澤選手も一度K-1を離脱して、紆余曲折ありながら、以前の勢いだけのスタイルとは変わり、頭を使った戦いもできるのようになってきました。

以前の芦澤選手のような、勢いのあるスタイルのヤーマン選手か、戦い方を覚えた芦澤選手の戦いです。

見解としては勢いのあるヤーマン選手がそのまま倒してしまう気がします。

海人 vs 野杁正明-68.5kg

注目のカードの第2代SB日本スーパーライト級王者の海人選手と第2代K-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁選手です。

怪物的な強さを見せる野杁選手に海人選手がどのくらいやれるのかが鍵となります。

実力的には野杁選手が上ですが、海人選手も実績を残してきています。
海人選手が野杁選手にどこまでできるのか。

野杁選手と海人選手の試合の見どころになります。

江幡睦 vs 璃明武-55.0kg

江幡睦選手と璃明武選手はベテランと若手の対決となります。
江幡選手は31歳で47戦している大ベテランです。
対する、璃明武選手は22歳で13戦です。

江幡選手の経験か若手の勢いのある璃明武選手が勝つのか勝負感のある戦いです。

璃明武選手もまだ、2敗しかしておらず、負けているのも強豪です。
実力は間違なくあるでしょう。

江幡選手は経験があるため、璃明武選手を抑え込むのか見どころですね。
江幡選手がうまく、璃明武選手をかわしながらポイントを取っていく感じがしますね。

内田雄大 vs マハムード・サッタリ-100.0kg

内田選手はRISEを主戦場としており、21戦して、まだ2敗しかしておりません。
一方、サッタリ選手は19戦していまだ無敗です。
K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝しており、圧倒的強さで勝ちました。

前評判はサッタリ選手の勝利でしょう。
内田選手が勝つことがあれば、まさに番狂わせと呼べる試合になります。

まさに重い階級の迫力のある試合になるでしょう。

笠原友希 vs 中島千博-60.0kg

笠原選手はまだ二十歳でわずか2敗しかしていない期待の選手です。
那須川天心選手との試合経験もあり、非常にテクニックのある選手。

笠原選手は23戦21勝2敗の好成績を残しています。
戦績で見ると笠原選手が有利になりそうです。

一方で、中島選手は第10代Krushスーパー・フェザー級王者にもなったことがあります。

笠原選手が若い勢いのまま中島選手を圧倒すると予想します。
中島選手が経験で笠原選手を封じ込めるのかが鍵になりそうです。

山田洸誓 vs 安保瑠輝也-67.0kg

山田選手はRISEを主戦場としていて、15戦して1敗の好成績を残しています。
非常にパワーとキレのあるパンチを打ちます。

一方で安保選手はテクニックとKOできるパワーを持っています。
話題性と実力としては安保選手が有利に見られています。

しかし、山田選手も目立たないだけで実力は確実にある選手。
意外に番狂わせも起こるのではないかと予想します。

山下力也 vs シナ・カリミアン-100.0kg

山下選手は17戦 11勝(0KO) 6敗 6分
シナカリミアン選手は14戦 12勝(6KO) 2敗 0分です。

実績はシナカリミアン選手のありますね。
実際に実力的にもシナカリミアン選手のほうがあるでしょう。

山下選手の実力が未知数のところがあるため、シナカリミアン選手に対して、どこまでできるのかがキーポイントです。

那須川龍心 vs 大久保琉唯-53.0kg

那須川龍心選手は那須川天心選手の弟です。
お互いまだ1戦しかしていない、フレッシュ対決。

この試合は試合数が少ないため、予想は難しいです。
しかし、那須川龍心選手の試合を見る限りでは、兄に負けず劣らずの才能の持ち主です。

非常に距離感がうまく、テクニックもきれいです。
那須川天心選手より、アグレッシブに行くところがあり、ちょっと危ない場面も見えますが、10代とは思えないテクニックがあるのは間違いないでしょう。

今後の格闘技界を引っ張って行く者同士の試合で楽しみですね。